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トップ > 【製品特集】マルチアングル三脚「VS-543AS」 花撮影で使える機能を紹介!
VS-543AS製品紹介

今回紹介する製品
VS-543AS

エレベーターポールを倒し、自由な位置でカメラを固定できる三脚。花の撮影やテーブルフォトで便利に使えます。

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花や料理、テーブルフォトの撮影に最適な三脚

三脚「VS-543AS」は、撮影ジャンルの中でも人気のある花や料理の撮影にぴったりな機能をたっぷりと備えています。実際に撮影をしながらその機能を紹介していきましょう。

構図の調整がグッと簡単になる「バーサタイル・スイングセンターコラム」機構

VS-543ASの最大の特徴は雲台と脚の間にあるエレベーター。通常の三脚では上下方向にスライドするだけの部分ですが「VS-543AS」に搭載された「バーサタイル・スイングセンターコラム」機構は自由自在な構図、カメラ位置の調整が可能です。

VS-543ASは自由な角度で調整出来るエレベーター「バーサタイル・スイングセンターコラム」が最大の特徴。カメラの反対側のグリップを回して角度を固定できます。

実際にどういった形でこの機能を活用できるのか、写真を撮りながら紹介していきましょう。

まずは手近なところで一枚撮影。画面の右奥に白い柱が写りこんでしまいました。

上の写真では黄色い花が画面いっぱいになるようにしたかったのですが、カメラの位置が悪く奥に白い柱が写り込んでしまいました。

エレベーター部分を動かして、背景を整理できました。三脚ごと移動させるよりも素早く簡単に調整が出来ます。

こういった少しの構図調整であっても三脚ごと動かしてしまうと三脚の高さや水平、雲台の角度など、多くの操作をやり直す必要が出てきます。「VS-543AS」ならエレベーター部と雲台を設定し直すだけですぐにシャッターを押せる状態になります。

この様に、便利な機能なのですが水平方向にエレベーターパイプを伸ばしすぎてしまうと三脚の重心が偏ってしまい、不安定になったり三脚が転倒してしまう原因になってしまいます。そんなときは操作グリップの端に取り付けてあるエンドキャップを利用してカメラバッグなどをぶらさげてみましょう。偏ったバランスを戻すことができ、安定して撮影が出来る様になります。

上の画像の様にカメラバッグなどをぶら下げてバランスを取ることが出来ます、エンドキャップを外すとカメラネジと同じ雄ねじが出てくるので自身で用意したフックなどを取り付けることも可能。

ハイアングルやローアングルも自由自在

水平方向の動きだけでなく、上下のカメラ位置の調整も行うことができます。通常のエレベーターと違い角度が変えられるのが大きなポイント。被写体に対して覆い被さるような俯瞰で撮ったり、逆に下に潜り込むような角度からの撮影なども次々に試すことが出来ます。

俯瞰気味の角度からの撮影。
下から見上げる構図にして青空を入れてみました。

上の使用例では「アングルアダプター4」を取り付けて撮影しています。エレベーターを下に向けて撮影する場合「アングルアダプター4」を付ける事で雲台の可動域を狭めること無く撮影をすることができます。

赤丸の部分が「アングルアダプター4」雲台とエレベータ部分の間に取り付けて使用します。「VS-543AS」には「アングルアダプター4」が同梱されています。

前後の動きでマクロスライダーのような動きも可能

エレベーター部分の伸縮はギアクランクで行うので、エレベーター部を被写体に対してまっすぐ向けてマクロスライダーのような使い方をすることも出来ます。ピント位置を最短で固定しておき、ギアクランクを回し少しづつカメラを寄せて撮影します。こうすると微細なピント位置の調整や撮影倍率を最大でキープした撮影ができます。

ギアクランクの固さはエレベーターの根本にある調整リングの締め付けで調整出来ます。硬めにしておくとクランクを回した時のブレが少なくなります。逆に緩めにしておけば手で引き出すこともでき、素早くセッテイングをすることが出来ます。

小回りだけじゃない、ベルボン最大級の全高と最低高

「VS-543AS」は角度調整が出来るエレベーターと通常の三脚と同じ上下するだけのエレベーターも付いています。上方向に2段分のエレベーターを伸ばせば187cmの高さでの撮影も出来ます。

実は身長を超えるほどの高さになる三脚は大型のクラスのものだけ、かなり貴重です。被写体を見下ろす俯瞰構図や背の高い花に目線を合わせて撮影したり、高さを活かした撮影が楽しめます。

エレベーター部分一本だけで高さを出しているので、大型の三脚を使った撮影よりもシャッター速度を早めにするなど、撮影設定に注意が必要な場合もあります。

さらに、エレベーターが地面に当たるギリギリの高さまで下げれば、通常の三脚よりも低く設置することも出来ます。この様に機材設置の高さの幅が広い事も「VS-543AS」の魅力の一つです。

低位置での撮影例。機材スペック上は「最低高」254mmですが、エレベーターを使って更にカメラ位置を下げることが出来ます。写真の状態で地上100mm前後になります。

料理などの卓上撮影でも活躍!

普通の三脚では机に脚が当たってしまい撮影し辛い状況、「VS-543AS」なら、エレベーターを横にすればグッと被写体に近づいて撮影することが出来ます。

ここまでで紹介した「VS-543AS」の機能は花だけでなく、細かくカメラ位置の調整をする近距離の被写体の撮影なら何でも有効です。中でも料理やテーブルフォトでの使用もオススメです。

花の撮影でも紹介した通り、エレベーター部を動かすことで構図を大きく変えることが出来ます。
見上げてみたり横からなど、色々な角度から撮影してベストな一枚を目指しましょう。

広いスタジオでの撮影なら別ですが、自宅では撮影スペースはどうしても手狭になりがち。そんな中で三脚という大きな機材を動かしてしまうと、レフ板やライトのスタンドなどに脚が当たってしまい、結局すべての機材のセッティングがやり直し、なんてことにもなることがあります。「VS-543AS」なら最低限の動きで位置調整が出来るので、他の機材への影響も抑えつつ撮影を進める事ができます。

卓上をまっすぐに見下ろす真俯瞰からの撮影、よく見かける絵ですが普通の三脚で撮影するのは難しい構図です。

配膳や、調理の様子を撮ったり。俯瞰構図が活きる場面はたくさんあります。

「V4ユニットII」で手持ちの三脚をパワーアップ!

「VS-543AS」のポイントであるエレベーター部分はアクセサリーとして購入することが可能です。雲台が取り外し可能な三脚であれば基本的に取り付けて使用する事が出来ます。

オススメ
V4ユニットII

脚側への取り付けはUNC1/4、UNC3/8両方のネジが対応。雲台側はUNC1/4のネジでの取り付けになっています。

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「V4ユニットII」を使う場合、雲台は自由雲台がオススメです。ハンドルタイプの雲台でも使えないことは無いのですが、雲台の角度によってはハンドルが引っかかったり邪魔になる場合があります。また「アングルアダプター4」は付属していないので「V4ユニットII」の機能を最大限に発揮する為にも合わせて使って欲しいところです。

組み合わせるのがオススメ
アングルアダプター4

V4ユニットIIで、エレベーターを下方向に向けた場合にカメラを水平に向ける為に必要な直角アダプターです。

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「VS-543AS」は他の三脚にない機能を持ち、幅広い撮影に活用出来る三脚です。ぜひ皆さんもこの三脚を使って撮影を楽しんでみて下さい。

今回紹介した製品
VS-543AS

エレベーターポールを倒し、自由な位置でカメラを固定できる三脚。花の撮影やテーブルフォトで便利に使えます。

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動画で機能をチェック!

動画で機能を紹介しています。
実際の撮影での使用イメージの動画です。
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