かって写真業界は不況を知らない業界でした。好景気に沸くことも無かったですが不況時にも輸出に支えられて全ての企業が堅調な成長を維持できました。しかし、バブル崩壊後の不況から経済が立ち直る過程に於いて状況は一変しました。写真のデジタル化がこの業界を一変させてしまいました。さらに写真業界に限らず、あらゆる業界に於いて企業は勝ち組みと負け組みに分かれてしまいました。勝ち組みが創業以来の好業績を上げる傍らで、多くの企業は大変な困難と戦っています。そんな中でベルボンは勝ち組みにも負け組みにも属さず、地道で良好な業績を上げつつこの時代を生きています。こと商品開発においては、きわめて野心的な新商品を発表しつづけて来ました。1995年マウンテンチェイサー、1996年カルマーニュ640、QRA-635、1997年マグネシウム雲台、2001年Maxi343E、2002年Ultra Maxi、2003年エル・カルマーニュと、とどまる事の無い新商品へのチャレンジが我社を生き残らせました。しかしこれだけ意欲的経営の成果が前年並みの業績維持でしかないと言う事は考えさせられる事でもあります。業績の良好な今のうちに異業種への進出を考える必要があります。バブル崩壊を第二の敗戦と捕らえるなら、今は敗戦後の復興期です。ビッグチャンスの時代かもしれません。本業を大事にしつつ、より意欲的にこの会社を経営してまいりたいと思っています。










